今日の聖句 1月27日(日) 耕地を開拓せよ。いばらの中に種を蒔くな。 エレミヤ4:3 だれでも、手を鋤につけてから、うしろを見る者は、神の国にふさわしくありま せん。 ルカ9:6-2 ************************************* 今週のテーマ:喜び きょうの聖書:2サムエル6:1-15 サムエル記第二6章12節 主が神の箱のことで、オベデ・エドムの家と彼に属するすべてのものを祝福され た、ということがダビデ王に知らされた。そこでダビデは行って、喜びをもって 神の箱をオベデ・エドムの家からダビデの町へ運び上った。 「契約の箱」 エフライム領シロの幕屋に安置されていた神の箱は、祭司エリの息子たちによっ て戦場であるアフェクへ持ち出され、戦闘の混乱の中でペリシテによって奪い去 られてしまいました。イスラエルに神様の保護をもたらしていた神の臨在の象徴 である契約の箱はペリシテ領内では呪いを下しました。 ペリシテは神の箱を持て余しましたが、イスラエルには返還されてなかったので す。数十年の時を経て、ダビデはエルサレムで王位に就いた後、精鋭三万を招集 して神の箱を元に戻そうとしました。神の箱は、シロ→アフェク→アシュドテ→ ガテ→エクロン→ベテ・シュメシュ→キリヤテ・エアリム(バアラ)→エルサレム という移動をしました。 イスラエルは神の箱を疎略に扱ったことで神様の咎めを受けてしまいましたが、 オベデ・エドムの家が祝福されたことで、神様に赦されたと判断したダビデは喜 んで神の箱をエルサレムに運び込みました。私には契約の箱のイスラエルへの復 帰は、イスラエルと神様の和解のように思えてなりません。 ダビデの喜びは、ご臨在の神様の御前に立てた喜びだと思います。神様との関係 が本来のあるべき姿に戻ったということであり、創造者である御父への礼拝の喜 びでもあります。神の箱を疎略に扱うとは、私たちにとっては礼拝を粗略にする ということだと思います。今日は日曜日ですね。良い礼拝でありますように。 祝福を祈ります。