今日の聖句 1月22日(火) 善をなすことを習い、公正を求め、しいたげる者を正し、 みなしごのために正しいさばきをなし、やもめのために弁護せよ。 イザヤ1:17 牢につながれている人々を、自分も牢にいる気持ちで思いやり、また、自分も肉 体を持っているのですから、苦しめられている人々を思いやりなさい。 ヘブル13:3 ************************************* 今週のテーマ:聖別された者 きょうの聖書:創世記12:1-9 創世記12章1節2節 主はアブラムに仰せられた。「あなたは、あなたの生まれ故郷、あなたの父の家 を出て、わたしが示す地へ行きなさい。そうすれば、わたしはあなたを大いなる 国民とし、あなたを祝福し、あなたの名を大いなるものとしよう。あなたの名は 祝福となる。 「新しい土地」 アブラハムは元の名をアブラムと言いました。アブラハムとは、多くの人の父と いう意味で、アブラムとは、高き父という意味です。アブラハムが神様に仕える 人の先祖になったのです。神様から呼ばれたときはユーフラテス川の下流、今の クエートまで200キロほどのウルという都会に住んでいました。 アブラハムは「わたしが示す地へ行きなさい」という神様の命令を受けて、ユー フラテス川の源流まで上っていきました。そこはアブラハムの父親であるテラの 出身地でした。その道のりはおよそ1000キロです。そこの地名がハランです。 父が死ぬまでハランに留まり、その後、進路を南にとり、カナンに至り、そこで 祭壇を築いて神様を礼拝しました。 神様はアブラハムを祝福して、大いなる国民の先祖にするという約束をします。 この約束が実現されていくためにはアブラハムは神様の命令に従わなければなら ないことになりました。具体的には父の家を出、家族や友人と別れ、神様と共に 歩くという道に進むことでした。 アブラハムは神様と共に歩む旅に出たとき75歳になっていました。既に人生の 大半を終え、これからは余生を楽しもうというほどの年齢です。仲間も、知り合 いさえもいない新しい土地です。人生を新しくするためには、そういう過去のし がらみのない土地や環境が必要なのかも知れません。神様の導かれる道に私たち も希望を持って進んでいきましょう。そこに祝福が備えられているのです。 祝福を祈ります。