今日の聖句1月16日(水) 地の果てのすべての者よ。わたしを仰ぎ見て救われよ。 わたしが神である。ほかにはいない。 イザヤ45:22 主人は言った。街道や垣根のところに出かけて行って、この家がいっぱいになる ように、無理にでも人々を連れて来なさい。 ルカ14:23 ************************************** 今週のテーマ:解放の約束 きょうの聖書:使徒7:1-8 使徒の働き7章6節7節 また神は次のようなことを話されました。『彼の子孫は外国に移り住み、四百年 間、奴隷にされ、虐待される。』そして、こう言われました。『彼らを奴隷にする 国民は、わたしがさばく。その後、彼らはのがれ出て、この所で、わたしを礼拝 する。』 「不服従からの解放」 この6節7節は創世記の15章13節14節からの引用です。創世記15:13-14は しばしば多方面に引用されています。イスラエルの出エジプトに関わる出来事は イスラエル民族の社会的、宗教的存在の根幹を成しているのです。大飢饉のため にエジプトへ避難したヤコブの祖父であるアブラハムに対して予め告げられてい たことでした。これはエジプトからの解放の約束です。 きょうの聖書:はキリストの弟子であるステパノが福音を語ったために逮捕され て、大祭司の前で弁明し始めたところです。キリストの福音は人々を罪の世界か ら解放するということで「救い」と呼ばれています。創造主を否定する罪の世界 であるエジプトから神の民が救出されたできごとは、イエス・キリストによって もたらされる「救い」を指し示しているのです。 ステパノは逮捕されたことを福音を証しする絶好のチャンスとして受け止め、ユ ダヤ社会の最高指導者である大祭司に対して、自分がどのような信仰と礼拝をし ているのかを語っていきます。私たちも伝道する上で、周囲の人々にどのような 信仰をしているのかを打ち明けて理解を得ることが大事になってきます。 ステパノは大祭司と居並ぶ宗教指導者たちに対して、神様への不服従という罪を を悔い改めて神様に立ち返り、神様への誠実な礼拝に戻るべきことを舌鋒鋭く指 摘しました。私たちもイヤイヤながらの生活や神様への不服従という罠から解放 されていく必要があります。 祝福を祈ります。