今日の聖句1月15日(火) また、それによって、あなたのしもべは戒めを受ける。それを守れば、報いは大 きい。 詩篇19:11 悪い実を結ぶ良い木はないし、良い実を結ぶ悪い木もありません。 ルカ6:43 ***************************** 今週のテーマ:解放の約束 きょうの聖書:ヘブル6:13-20 ヘブル人への手紙6章13節14節15節 神は、アブラハムに約束されるとき、ご自分よりすぐれたものをさして誓うこと がありえないため、ご自分をさして誓い、こう言われました。「わたしは必ずあ なたを祝福し、あなたを大いにふやす。」こうして、アブラハムは、忍耐の末に 約束のものを得ました。 「約束への信頼」 アブラハムに跡継ぎになる子が居なかったときに、神様はアブラハムの子孫によ って一つの国家を造るという約束をしたのです。そして、その子孫によって全世 界に神様の祝福が及ぶようになると約束しました。子どもが居ないのに子孫が増 えるということは矛盾した話です。 この約束が与えられてから跡継ぎであるイサクが生まれるまでに、なんと25年 もの歳月が流れました。しかし、アブラハムは神様の約束の実現を忍耐強く待ち 続けのです。この約束の時、アブラハムは既に75歳になっていました。もちろ ん妻のサラは出産の経験はありませんでした。 神様は、ご自分についての情報を世界に向けて発信する民族を確保しておかなけ ればなりませんでした。神様は、既に老人になり、子どもも居ないのに子孫は星 の数ほどに増えるという、神様の約束を信じることのできる人物を選び、その信 仰を人類救済の出発点にしたということです。 私たち人間が、人間には不可能だが神様にはできる、という信仰を持つときに、 新しい世界が開かれるのです。その時まで希望を捨てず、忍耐し、努力し、信じ 続けていくことが求められています。神様が居なくなってしまうことはなく、約 束が撤回されてしまうということもありません。神様はこの世界で信頼できる唯 一のお方です。アブラハムへの約束は実現しました。 祝福を祈ります。