今日の聖句1月14日(月) まことに、神なる主は太陽です。盾です。 詩篇84:11 「光が、やみの中から輝き出よ。」と言われた神は、私たちの心を照らし、キリ ストの御顔にある神の栄光を知る知識を輝かせてくださったのです。 2コリント4:6 ************************************* 今週のテーマ:解放の約束 きょうの聖書:申命記5:1-21 申命記5章6節7節 わたしは、あなたをエジプトの国、奴隷の家から連れ出した、あなたの神、主で ある。あなたには、わたしのほかに、ほかの神々があってはならない。 「イスラエルを守る十戒」 イスラエルはその昔、大飢饉に襲われてエジプトへ避難しました。饑饉が収まっ ても神様の定めた本拠地であるカナンへ帰らず、エジプトに止まり続けました。 そうこうしている内にエジプトで王朝が代わり、イスラエルは重労働を強いられ る奴隷の身分に落とされてしまったのです。 神様はイスラエルの始祖であるアブラハムに「わたしは、あなたが滞在している 地、すなわちカナンの全土を、あなたとあなたの後のあなたの子孫に永遠の所有 として与える。わたしは、彼らの神となる」と約束していたのです。自分の住む べき土地を捨てたがためにイスラエルは400年の長きにわたって苦渋をなめる ことになりました。 エジプトの王がイスラエルを滅ぼすという政策を立て、イスラエルに生まれる男 子を全て殺すという暴挙に出たとき、不思議な神様の御手で守られて誕生したの がモーセでした。神様はこのモーセをリーダーとして立てて、イスラエルをエジ プトから連れ出して、ご自分の民として特別な訓練を与えました。 イスラエルが神様の民として立ち、外国に隷属することなく、神様の人類救済の ご計画を担う国民として神様に仕えていくための基本がきょうの聖書:に示され ている十戒なのです。十戒はイスラエルに縛りをかける掟ではなく、イスラエル を守るための掟なのです。キリストの福音を証する現代のクリスチャンである私 たちも、この十戒はしっかり守らなければならないのです。 祝福を祈ります。