今日の聖句1月13日(日) (祭司)エリは言った。「その方は主だ。主がみこころにかなうことをなさいますよ うに。」 1サムエル3:18 あなたがたのうちのだれが、心配したからといって、自分のいのちを少しでも延 ばすことができますか。こんな小さなことさえできないで、なぜほかのことまで 心配するのですか。 ルカ12:25-26 ************************************* 今週のテーマ:解放の約束 きょうの聖書:創世記15:1-6 創世記15章5節6節 そして、彼を外に連れ出して仰せられた。「さあ、天を見上げなさい。星を数え ることができるなら、それを数えなさい。」さらに仰せられた。「あなたの子孫 はこのようになる。」 彼は主を信じた。主はそれを彼の義と認められた。 「枠を破る信仰」 創世記14章にはアブラハムが甥のロトを救出する追撃戦が描かれており、アブ ラハムは、その戦いが極端な勝ち戦だったために敵の報復を恐れて萎縮していま した。神様はアブラハムに「恐れるな。わたしはあなたの盾である。あなたの受 ける報いは非常に大きい」と励ましますが、アブラハムの心は恐怖から解放され ませんでした。 神様は更に続けて「さあ、天を見上げなさい」と語り、「あなたの子孫はこのよ うになる」と星の数ほどの子孫に恵まれることを約束しました。跡継ぎになる子 どもが一人もいなかったアブラハムでしたが、彼はその神様の約束の言葉をを信 じました。自分の命が守られるだけでなく、おびただしい数の子孫に恵まれると 確信できたのです。 私たちは悪い方向へ事が進むのではないかと危惧する傾向があります。その結果 心は萎縮し、希望を失い、果ては恐怖心にさいなまれるということになります。 ところが、神様はアブラハムに星空を見せて「あなたの子孫はこのようになる」 と将来への希望を見せてくださいました。 アブラハムにしてみれば自分の想定とは大きくかけ離れていましたが、自分は無 力でも神様には何でもできる、という信仰が働いたのかもしれません。自分の想 定の範囲内だけで生きていると、私たちの人生は先細りになります。未来を大き く拓くためには、自分の想定の枠を破る信仰が必要なのです。 祝福を祈ります。