今日の聖句12月26日(水) 恐れてはいけない。しっかり立って、きょう、あなたがたのために行われる主の 救いを見なさい。 出エジプト14:13 羊飼いたちは、見聞きしたことが、全部御使いの話のとおりだったので、神をあ がめ、賛美しながら帰って行った。 ルカ2:20 今週のテーマ:イエスの誕生 きょうの聖書:ルカ2:21-38 ルカの福音書2章21節22節23節 八日が満ちて幼子に割礼を施す日となり、幼子はイエスという名で呼ばれること になった。胎内に宿る前に御使いがつけた名である。さて、モーセの律法による 彼らのきよめの期間が満ちたとき、両親は幼子を主にささげるために、エルサレ ムへ連れて行った。それは、主の律法に「母の胎を開く男子の初子は、すべて、 主に聖別された者、と呼ばれなければならない」と書いてあるとおりであった。 「きよめ主」 この数節の中に「割礼を施す日」「きよめの期間」「主にささげる」「主に聖別さ れた者」という言葉が連続して出てきています。これらはイスラエルをきよめる 儀式です。イエス様のお誕生はイスラエル人を神の民として立ち直らせるという 大きな使命を伴ったものであったと教えられます。イスラエルをきよめるという ことです。 きよめられるとは、一人の人がキリストのために生きるものに変えられる、とい うことです。イエス様はヨセフとマリヤの指導の下で、生後間もなくの時期から イスラエルに与えられたきよめの儀式を一つとして違えることなく果たしていた のです。 イエス様は御生涯を通して律法を完全に成就しました。そして、律法を実行し切 ることのできない弱い者達の身代わりとなって十字架で死に、よみがえって私た ちの心の中で生きて、私たちを神様の御前に正しい存在として立たせてくださる のです。御父に仕える者にしてくださるのです。 私たちが聖書のみことばをないがしろにしたために、イエス様が犠牲にならなけ ればならなかったということは厳粛に受け止めなければなりません。きよめの恵 みはイエス様が命がけで私たちに与えてくださったものなので、私たちも命がけ で受け止めなければならないことなのです。 祝福を祈ります。