今日の聖句12月25日(火) そこに住む者は、だれも「私は病気だ。」とは言わず、そこに住む民の罪は赦され る。 イザヤ33:24 御使いは彼らに言った。「恐れることはありません。今、私はこの民全体のための すばらしい喜びを知らせに来たのです。きょうダビデの町で、あなたがたのため に、救い主がお生まれになりました。この方こそ主キリストです。 ルカ2:10-11 ************************* 今週のテーマ:イエス誕生 きょうの聖書:ルカ2:8-20 「救い主の到来」 クリスマスのメッセージは「大きな喜びのメッセージ」です。全国民への重大な ニュースだったのです。キリストが来られました。救い主が生まれましたという ニュースだからです。神様から約束の救い主が送られたのです。ところで、その ニュースを誰よりも早く伝えられたのは、野原で野宿をしながら羊の世話をして いた無名の羊飼いたちだったのです。 羊飼いという仕事は悪い仕事ではありません。ダビデも羊の世話をしていたこと がありますし、イエス様も良い羊飼いとして紹介されているからです。実際の羊 飼いたちは社会的、経済的にも、当時の社会の底辺にいた人たちでした。羊飼い たちは、毎日、休むことなく羊の世話をしなければなりませんでした。人々から 軽蔑され、裁判の証言も許されず、差別され、評判の悪い人たちでした。 神様からの歴史の中での最大のニュースが、この羊飼いたちに最初に伝えられて いることに注目したいのです。それはまず、神様の心が貧しい人たち、虐げられ 礼拝もできないような仕事や生き方をしている人たちの上にしっかり届いており 神様がそれらの人たちの祝福を大切なこととして考えてくださっていることが表 明されているのです。 羊飼いたちは喜びに心躍らせ、その出来事を人々に知らせに行きました。人々は 羊飼いたちの証言を信用していません。驚いただけでした。その人たちが語って いることは神様からの直接的な介入による神様からの重大ニュースなのに、信用 しないのです。つまりクリスマスの出来事は信仰がなければ、自分たちのものと ならないのです。イエス様が私を助けに来てくださったのだと思うことです。そ れを、救い主の到来、といいます。 祝福を祈ります。