今日の聖句12月24日(月) 寄るべのない者をしいたげる者は自分の造り主をそしり、貧しい者をあわれむ者 は造り主を敬う。 箴言14:31 あなたがたの寛容な心を、すべての人に知らせなさい。主は近いのです。 ピリピ4:5 ***************************** 今週のテーマ:イエスの誕生 きょうの聖書:ルカ2:1-7 ルカの福音書2章6節7節 ところが、彼らがそこにいる間に、マリヤは月が満ちて、男子の初子を産んだ。 それで、布にくるんで飼葉おけに寝かせた。宿屋には彼らのいる場所がなかった からである。 「飼葉おけ」 ローマ皇帝アウグストから住民登録をせよという勅令が出て、ヨセフとマリヤは 居住地のナザレから本籍地のベツレヘムへ向けて100q超の旅をしました。ベ ツレヘム着くと、そこは既に住民登録をする人たちで満ちていて、宿泊する宿は ありませんでした。この登録は徴税のためとだと言われています。 ヨセフとマリヤはあてがわれた家畜小屋で休憩し、そこでマリヤはイエス様を出 産したということです。イエス様の最初のイメージは飼い葉桶の中の赤ちゃんで す。そこは暗くて汚れているので、とても救い主には相応しくない場所でした。 家畜小屋とは洞窟なので昼間でも暗いのです。 しかし、暗くて汚れているのは家畜小屋よりもむしろ人間の心です。妬みやごま かし、裏切りや怒り、およそ汚い物なら何でも詰まっているのが人の心です。そ の人間の心の中へ入って、その人を救い、その人の心をきよめるのが家畜小屋で 生まれ、飼い葉桶に寝ているイエス様なのです。 イエス様は私のような者の心には入ってはくださらない、などと決めつけないで 家畜小屋の飼い葉桶から出て、私の心の王座に着座してくださいと、積極的にお 迎えしたいものです。「私たちの間に住まわれ」るイエス様です。私たちの心を 閉ざして、イエス様を外に押し除けてはいけないのです。 祝福を祈ります。