今日の聖句12月13日(木)

あなたは、人がその子を訓練するように、あなたの神、主があなたを訓練される
ことを、知らなければならない。
申命記8:5

まだ家までは遠かったのに、父親は彼を見つけ、かわいそうに思い、走り寄って
彼を抱き、口づけした。

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今週のテーマ:降誕がもたらされた人々
きょうの聖書:ルカ1:67-80

ルカの福音書1章72節~75節

主はわれらの父祖たちにあわれみを施し、その聖なる契約を、われらの父アブラ
ハムに誓われた誓いを覚えて、われらを敵の手から救い出し、われらの生涯のす
べての日に、きよく、正しく、恐れなく、主の御前に仕えることを許される。

「神に仕える者とする救い」

きょうの聖書:はザカリヤの予言です。別名で冒頭の「ほめたたえよ」という言
葉から「ベネディクト」とも呼ばれています。ザカリヤはキリストの救いを「わ
れらの生涯のすべての日に、きよく、正しく、恐れなく、主の御前に仕えること
を許される」と語っています。つまり、キリストの救いは罪深い人間を御父に仕
える者に変えるということだというのです。

これを読むとヘブル人への手紙9:14にある「キリストが傷のないご自身を、
とこしえの御霊によって神におささげになったその血は、どんなにか私たちの良
心をきよめて死んだ行ないから離れさせ、生ける神に仕える者とすることでしょ
う」という言葉がよみがえってきます。

そして、76節以下で我が子ヨハネに対して「幼子よ。あなたもまた、いと高き
方の預言者と呼ばれよう。主の御前に先立って行き、その道を備え、神の民に、
罪の赦しによる救いの知識を与えるためである」とキリストに仕える人生を期待
しています。

救われた私たちには、御父への礼拝と、ヨハネがキリストを証してキリストに仕
えたように、キリストの福音を証することによって神に仕えることが期待されて
いるのです。礼拝と宣教ということです。そして、これこそがキリスト教会が神
様に対して果たしていくべき責任なのです。今、私たちは証人として立つことを
御父から促されているのです。

祝福を祈ります。