今日の聖句12月12日(水) 牧者が昼間、散らされていた自分の羊の中にいて、その群れの世話をするように、 わたしはわたしの羊・の・世話をする。 エゼキエル34:12 わたしは良い牧者です。わたしはわたしのものを知っています。また、わたしの ものは、わたしを知っています。 ヨハネ10:14 ************************************** 今週のテーマ:降誕がもたらされた人々 きょうの聖書:ルカ1:57-66 ルカの福音書1章63節64節 彼は書き板を持って来させて、「彼の名はヨハネ。」と書いたので、人々はみな驚 いた。すると、たちどころに、彼の口が開け、舌は解け、ものが言えるようにな って神をほめたたえた。 「命名式」 ザカリヤとエリサベツの間に男子が産まれ、近所の人や親類たちが集まって命名 式です。夫ザカリヤは御使いの言葉を信じなかったことにより、口を閉ざされて いました。妻のエリサベツが夫に代わって人々とやりとりをしていす。人々は父 親の名にちなんでザカリヤとしてはどうかと勧めたのに対してエリサベツはそれ を遮り「ヨハネという名にしなければなりません」と言い切りました。 そして、身振りで父親に合図して、幼子に何という名をつけるつもりかと尋ねた ところ、ザカリヤは石板に「彼の名はヨハネ」と書きました。そのとたんに閉ざ されていた口が開かれてものが言えるようになったということです。ヨハネと命 名しなさいと御使いから指定されていたのです。ルカ1:13に記録されています。 御使いはマリヤに対しては、生まれる子には「名をイエスとつけなさい」と命じ ました。これはルカ1:31です。因みに、イエスとは日本語では「主は救い」と いう意味で、ヨハネとは「主は恵み」という意味になります。それぞれ御父から 賜わった名前で、その通りの働きを成し遂げたわけです。 この命名式の様子は広くユダヤ地方に広く語り告げられ、人々はヨハネの活躍に 期待していたわけです。聖書の読者である私たちはこの記事から、バプテスマの ヨハネや、救い主イエス様を天から私たちに送りどけてくださったお方は御父で あるに違いない、と確信できるのです。 祝福を祈ります。