今日の聖句12月10日(月) 私の涙は、昼も夜も、私の食べ物でした。人が一日中「おまえの神はどこにいる のか」と私に言う間。 詩篇42:3 キリストは、人としてこの世におられたとき、自分を死から救うことのできる方 に向かって、大きな叫び声と涙とをもって祈りと願いをささげ、そしてその敬虔 のゆえに聞き入れられました。 ヘブル5:7 ************************************* 今週のテーマ:降誕がもたらされた人々 きょうの聖書:ルカ1:39-45 ルカの福音書1章45節 主によって語られたことは必ず実現すると信じきった人は、何と幸いなことでし ょう。 「マリヤの相談」 マリヤは御使いから受胎告知を受けた後、ガリラヤから一人でユダヤの山地に住 んでいた祭司ザカリヤの妻であり、自分にとっては従姉妹であるエリサベツを訪 問しました。その旅は約100q程でした。大きな仕事を与えられたマリヤが最 初にとった行動は信頼できる人への相談でした。 エリサベツはマリヤの母とは姉妹であり、マリヤにとっては親世代の信仰も経験 も豊かな頼れる人でした。伯父さんとか叔母さんとか自分が生まれたときからず っと自分をかわいがってくれていた人に人生の重大事を相談できるということは ありがたいものです。神様はマリヤにそういう人も備えていたのです。 エリサベツはマリヤから話を聞いて、マリヤを「私の主の母」と呼んでマリヤの 訪問を喜び、エリサベツの胎内に宿っている、後にバプテスマのヨハネと呼ばれ る赤ちゃんも喜んでいると話しています。エリサベツも神様の恵みによる極端な 高齢の中での妊娠であり、マリヤも特殊な妊娠でしたから、お互いに理解し合え たこと、お互いに励まし合えたことも大きな事だったと思います。 エリサベツは「主によって語られたことは必ず実現すると信じきった人」として マリヤの信仰を高く評価しています。エリサベツとマリヤはそれぞれ神様の救い のご計画の達成のために神様の約束の言葉を信じてヨハネとイエス様を産み、育 てていくのです。主によって語られたことはまさしく実現し私たちの救いとなり ました。 祝福を祈ります。