今日の聖句12月8日(土) 主はすべて彼に身を避ける者の盾。 詩篇18:30 それから弟子たちに言われた。「だから、わたしはあなたがたに言います。いの ちのことで何を食べようかと心配したり、からだのことで何を着ようかと心配し たりするのはやめなさい。いのちは食べ物よりたいせつであり、からだは着物よ りたいせつだからです。 ルカ12:22-23 ***************************** 今週のテーマ:みことばの力 きょうの聖書:ルカ10:38-42 ルカの福音書10章41節42節 主は答えて言われた。「マルタ、マルタ。あなたは、いろいろなことを心配して 気を使っています。しかし、どうしても必要なことはわずかです。いや、一つだ けです。マリヤはその良いほうを選んだのです。彼女からそれを取り上げてはい けません。」 「一つだけ」 マルタとマリヤの姉妹はイエス様を自宅にお迎えしました。姉のマルタはイエス 様のために食事の準備をし、妹のマリヤはただ座ってイエス様の話を聞いていま した。マルタはマリヤが手伝わないことに腹を立て「思い煩い」の状態に陥って しまったのです。 「一つだけ」ということばは掛詞(かけことば)になっています。料理は一皿で十 分です、という意味と、イエス様の話を聞くことだけです、という二つの意味を 持たせてている言葉なのです。つまり、イエス様は「料理は一皿で十分ですから マルタさんもこっちへ来てお座りなさい」と言われたわけです。 思い煩いに陥っていたマルタでしたが、イエス様のこの一言で思い煩いから解放 されたのです。イエス様のことばはどんなときにも聞く人の心を和ませ、癒す力 があるということがよくわかります。イエス様は私たちにもみことばを持って語 りかけてくださいますので、注意深くみことばを読むようにしたいです。 私はマルタ的な性格です。しばしばマルタのように思い煩いに陥ります。くよく よして、家族や隣人に悪い感情を持ってしまうのです。「どうしても必要なこと はわずかです。いや、一つだけです」というみことばはこれから後、私を忙しさ から解放してくれると思えます。 祝福を祈ります。