今日の聖句11月19日(月) 主よ。あなたに並ぶ者はありません。あなたは大いなる方。あなたの御名は、力 ある大いなるものです。 エレミヤ10:6 すべての口が、「イエス・キリストは主である」と告白して、父なる神がほめた たえられるためです。 ピリピ2:11 ***************************** 今週のテーマ:収穫の感謝 きょうの聖書:レビ23:22 レビ記23章22節 あなたがたの土地の収穫を刈り入れるとき、あなたは刈るときに、畑の隅まで刈 ってはならない。あなたの収穫の落ち穂も集めてはならない。貧しい者と在留異 国人のために、それらを残しておかなければならない。わたしはあなたがたの神 主である。 「生かされている」 創世記の1章30節で神様は「いのちの息のあるもののために、食物として、す べての緑の草を与える」と言っておられます。野に生ずる草や実はは神様がすべ ての生きもののために与えてくださったものです。畑に生育する農産物も神様の 賜物なのですから、すべてを自分で収穫するのではなく、貧しい人や、畑を持た ない人のために残しておきなさいと教えられています。 創造主である父なる神様の恵みを、造られた者たちが分け合って用いて生きてい くことが神様の御心だと教えられます。長野県の飯田市付近では柿の実を収穫す るとき、全部を収穫せず、木の上の方の枝にある実は神様の物なのでとってはな らないと言い伝えられています。野鳥にとらせるためだそうです。 雨水も、陽光も土地も、種さえも全部神様から与えられているのだということを 深く自覚すると、私たち生きものは神様によって生かされているのだということ がよく分かります。私は若い頃は、自分が生かされている、という考えが全くあ りませんでした。このことに気づかなかったときは不満が多かったのですが、生 かされている事実を知ってからは、不満がずいぶん減りました。 罪人であるにもかかわらず、赦されて神の子とされ、生かされている身としては 収穫物を独占してしまうことはできません。どんな職業でも、どのような生き方 をしていても神様の恵みに感謝して、祝福を分け合っていくことが人生の幸福な のですね。生かされていることに感謝します。 祝福を祈ります。