今日の聖句１１月１４日(水)

私の舌はあなたの義とあなたの誉れを日夜、口ずさむことでしょう。
詩篇35:28

自分は宗教に熱心であると思っても、自分の舌にくつわをかけず、自分の心を欺
いているなら、そのような人の宗教はむなしいものです。
ヤコブ1:26

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今週のテーマ：分かち合い
きょうの聖書：使徒4:32-37

使徒の働き４章３２節３３節

信じた者の群れは、心と思いを一つにして、だれひとりその持ち物を自分のもの
と言わず、すべてを共有にしていた。使徒たちは、主イエスの復活を非常に力強
くあかしし、大きな恵みがそのすべての者の上にあった。

「存在力」

お互いにお互いの不足を補い、お互いにお互いの存在をもって満たしあう、これ
が神の愛の共同体です。キリスト教会とはそういう人たちの集団なのだというこ
とを改めて考えさせられます。私も誰かによって満たされなければならず、誰か
も私によって満たされなければ幸福な人生は営めないのです。

家庭でも、教会でも、会社でも、地域でも、どんな社会でも、自分の存在が人々
に役立つものになっているとき、私たちは生き甲斐を感じることができます。イ
エス様もご自分のいのちを私たちに与えてキリストとして全世界に輝くお方にな
っているのです。

初代教会でも、使徒たちは信者たちによって満たされる必要があり、信者たちも
使徒たちによって満たされる必要がありました。相互に満たしあった初代教会が
主イエスの復活を大胆に証できたのです。教会が教会として力を発揮していくた
めには補い合うということが必須なのです。

「いてくれてありがとう」という本があります。たとえ、病床から立ち上がれな
くても、その人は生きているというだけで十分に家族や仲間を補う存在になれる
のです。私がこのみことばのメールを書き続けられるのも、読んでくださる皆さ
んが存在するからです。いてくれてありがとう。

祝福を祈ります。