今日の聖句11月9日(金) 私のたましいを御手にゆだねます。真実の神、主よ。あなたは私を贖い出してく ださいました。 詩篇31:5 すべてあなたがたのものです。そして、あなたがたはキリストのものであり、キ リストは神のものです。 1コリント3:22-23 ************************************** 今週のテーマ:神の求められること きょうの聖書:申命記12:1-7 申命記12章2節 あなたがたが所有する異邦の民が、その神々に仕えた場所は、高い山の上であっ ても、丘の上であっても、また青々と茂ったどの木の下であっても、それをこと ごとく必ず破壊しなければならない。 「富や自我」 神様の約束の国カナンヘ入ったら、異教徒が偶像を祀った場所を破壊しなさい、 と命じられています。偶像を破壊するだけでなく、その場所の構造物をすべて廃 棄して、自然のままの状態に戻しなさい、更地にし、痕跡も残してはいけないと いうことです。 偶像とは異教徒が礼拝している神のことです。それは人間が想像して作ったもの で、現実には存在しない架空のものです。織田信長は自宅の庭にあった庭石を神 として定めて、この庭石を神として礼拝せよという命令を出したそうです。昔か ら、権力者は国民に自分を神として拝めという命令は出していたようです。 問題は、偶像を作らないはずのクリスチャンが偶像を拝むということです。表面 上は教会へ行ってイエス様を礼拝しているのですが、実は神様を頼りにせず、自 分の幸福のためには金銭を最も大事なものと考えたり、自分の考えを聖書よりも 優先するという姿勢です。富や自我が私たちの偶像になってしまうのです。 神様に取って代わるもう一つは「主義」という考えです。ユダヤ教の律法主義と か今の時代の民主主義といわれるようなもので、それに縛られてイエス・キリス トを礼拝できなくなる場合があります。純粋にキリストだけを見上げ、決してキ リスト以外のものに頼る心を起こしてはならないと戒められているのです。 祝福を祈ります。