今日の聖句11月3日(土) わたしが、あなたの神、主、イスラエルの聖なる者、あなたの救い主であるからだ。 イザヤ43:3 私たちの主であり救い主であるイエス・キリストの恵みと知識において成長しなさい。 2ペテロ3:18 ************************************** 今週のテーマ:信仰の先輩と共に きょうの聖書:2サムエル1:17-27 サムエル記第二 1章23節24節 サウルもヨナタンも、愛される、りっぱな人だった。生きているときにも、死ぬ ときにも離れることなく、わしよりも速く、雄獅子よりも強かった。イスラエル の娘らよ。サウルのために泣け。サウルは紅の薄絹をおまえたちにまとわせ、お まえたちの装いに金の飾りをつけてくれた。 「赦す勇気」 19節から27節までの詩はダビデがサウルとヨナタンの死を悼んで作った「弓」 という題の詩です。ヨルダン川西岸のギルボア山でのイスラエルとペリシテの決 戦でヨナタンは討ち死にし、サウルはペリシテの放った矢を受けて深手を負った 後、自刃しました。 サウルはダビデに多くの苦難をもたらしましたが、サウルの死に際してダビデは サウル王とヨナタン王子を記念して、後生に語り継がせるべく詩を書き残しまし た。ダビデはサウルを憎み、恨んでも当然でしたが、サウルを憎まない道を選び ました。 むしろ、サウルがなした善に目を向けて高く評価し、サウルから攻撃された日々 を見過ごし、忘れることを選んでいるのです。ダビデはサウルへの悪い感情は脇 に置いて、サウルの良い面を大きく尊重する詩を書いたのです。これは勇気が必 要とされることです。 自分に被害を与えた人を赦すには勇気がいるのです。泣き寝入りをするのと、積 極的に赦して和解を獲得するのとでは大きな違いがあります。イエス様も私たち の存在を大きく評価し、十字架によって私たちを赦し、神様と和解させてくださ いました。私も、憎しみや対立を脇に置いて隣人の良い面を尊重する心を持たせ ていただきたいです。 祝福を祈ります。