今日の聖句10月29日(月) ここまで主が私たちを助けてくださった。 1サムエル7:12 主は、私とともに立ち、私に力を与えてくださいました。 2テモテ4:17 ****************************** 今週のテーマ:信仰の先輩と共に きょうの聖書:ローマ3:21-31 ローマ人への手紙3章28節 人が義と認められるのは、律法の行いによるのではなく、信仰によるというのが 私たちの考えです。 「パウロの経験」 このローマ人への手紙を書いたパウロは、ユダヤ教パリサイ派の活動家で、反キ リストの立場でイエス様の宣教を妨害し、捕縛には荷担し、裁判の席では民衆に 「十字架につけろ」という声を上げさせた人物です。エルサレム教会で執事に選 ばれたステパノを石打で殺害したグループのリーダーでもありました。 パウロは罪を追求されれば言い逃れのできない、殺人共犯者、無実の人を故意に 告訴した偽証者でもあります。このパウロにキリストは「サウロ、サウロ。なぜ わたしを迫害するのか」と問いかけ、パウロ=サウロに神様に敵対している罪を 指摘しました。 その後、3年間パウロは祈りつつ旧約聖書に向きあい、自分が敵対していたキリ ストが、実は、旧約聖書で予言されていたメシヤ=救い主であることを知り、悔 い改めてクリスチャンとして生まれ変わりました。新約聖書の約半分はパウロが 書いたものです。 パウロが神様と人に対して犯した罪は赦されて良いものではありません。ところ が、神様はパウロを全面的に赦して、十字架の死と復活による罪の赦しと霊魂の 救いを証言する証言者として用いたのです。私もかつては神様を否定して平気で いた罪人ですが、赦されて救われ、イエス・キリストの十字架による救いを伝道 しているのです。 祝福を祈ります。