今日の聖句10月18日(木) まことに、主のことばは正しく、そのわざはことごとく真実である。 詩篇 33:4 信仰によって、サラも、すでにその年を過ぎた身であるのに、子を宿す力を与え られました。彼女は約束してくださった方を真実な方と考えたからです。 ヘブル11:11 ***************************** 今週のテーマ:交わりの崩壊 きょうの聖書:使徒15:36-41 使徒の働き15章39節40節 バルナバはマルコを連れて、船でキプロスに渡って行った。 パウロはシラスを選び、兄弟たちから主の恵みにゆだねられて出発した。 「教会の祈り」 パウロは第一次宣教旅行で出会った人たちを励まそうと考え、それをバルナバに 伝えました。エルサレムの教会からの承認も受け、パウロは今まで以上に喜びに 満ち、先に福音を伝えた人たちを励まそうと考えたのです。しかし、その話を受 けてバルナバは、自分の身内でもあるマルコと呼ばれるヨハネを連れて行こうと 言い出したのです。 パウロは、それに対して反対します。前の宣教旅行の途中で帰ってしまった無責 任な若者は連れて行けないというわけです。そのことが理由で二人は反目するこ ととなり、別々に行動することになりました。バルナバはマルコを連れ、パウロ はシラスを連れて第二次宣教旅行に出発します。 しかし、この旅行も教会の人たちに祈られ、支援され、神の恵みにゆだねられて 出発しています。バルナバはキプロス島に、パウロはシリヤ州、キリキヤ州に向 かいました。腹を立てたままの出発ではなく、それぞれに主に前途を託して出発 しているのです。 バルナバとパウロは共にキリストの体である教会に属していたので、交わりが絶 たれてしまうということはありませんでした。バルナバもパウロもそれぞれ教会 から祝福されて旅立ったのです。パウロも後にはマルコを重く用いています。教 会の祈りが反目したバルナバとパウロとマルコをつないでいるのです。 祝福を祈ります。