今日の聖句10月15日(火)

主は私を光に連れ出し、私はその義を見ることができる。
ミカ7:9

ふたりでも三人でも、わたしの名において集まる所には、わたしもその中にいる
からです。
マタイ18:20

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今週のテーマ:交わりの崩壊
きょうの聖書:マラキ1:11-14

マラキ書1章14節

群れのうちに雄の獣がいて、これをささげると誓いながら、損傷のあるのを主に
ささげるずるい者は、のろわれる。わたしが大いなる王であり、わたしの名が諸
国の民の間で、恐れられているからだ。──万軍の【主】は仰せられる──


「最善を尽くす」

マラキはバビロン補囚から帰還したユダヤ人たちのために遣わされた予言者で、
帰還ユダヤ人たちの霊的熱心が冷え切っていた時代である紀元前450年頃に、
ネヘミヤたちと活動していました。マラキはユダヤ人に自分の罪を自覚させ、神
様との関係回復を訴え続けました。

神様への献げものは最良のものであるべきですが、当時の祭司たちも、国民も損
傷のある動物を献げていたということです。怪我をしていたり病気だったりする
家畜としての価値のないものを献げていたわけです。そういう人をずるい人と呼
び、呪われていると指摘しているのです。

信仰と礼拝は私たちのたましいの問題であり、自分にとって価値の高い物は手放
さず、不要で邪魔な物を神様と人に押しつけるという生き方の理由は、その人の
心の汚れ以外にはないわけです。そういう礼拝の仕方は神様を侮るもので、祝福
は期待できません。

「いとも良きものを君に捧げよ」という聖歌があります。自己中心は人間関係を
破壊し、神様との関係も損ないます。イエス・キリストは私たちに、神様に対し
ても、隣人に対しても、最善を尽くして生きて行くことを切に求めておられるの
です。イエス様は私たちに最善の限度を超えて愛を与えてくださいましたから。

祝福を祈ります。