今日の聖句10月8日(月) あなたに命じる主のすべての命令を守り行なうなら、あなたの神、主は、地のす べての国々の上にあなたを高くあげられよう。 申命記28:1 そしてイエスは言われた。「聞く耳のある者は聞きなさい。」 マルコ4:9 ************************************** 今週のテーマ:信仰の競技場 きょうの聖書:ヘブル12:1-3 ヘブル人への手紙12章1節 こういうわけで、このように多くの証人たちが、雲のように私たちを取り巻いて いるのですから、私たちも、いっさいの重荷とまつわりつく罪とを捨てて、私た ちの前に置かれている競走を忍耐をもって走り続けようではありませんか。 「宣教の戦い」 ヘブル書11章はアダムの次男であるアベルから最後の士師であり最初の預言者 とも呼ばれているサムエルまでの名前を列挙し、その人たちの信仰の戦いを書き つつづっています。その内容は神様に従うために、大切なものを奪われ、拷問さ れ、命まで捨てなければならなかったということです。 その結果、信仰の勇者として聖書に名前を残し、私たち後進の手本とされている のです。彼らは勝ち抜いて勝利者とはなりましたが、御子イエス・キリストの十 字架と復活による永遠の救いを得るには至りませんでした。そういう人たちが競 技場の観客席から競技をしている人たちを応援するように、今の時代のクリスチ ャンを応援しているのだとパウロは言っているのです。 その戦いは、御父を信じ続けることであり、偶像を退けることであり、神の民と しての一致と連帯を守ることであり、正義を尊ぶことであり、互いに労り合いつ つ礼拝を捧げ続けていくことでした。御父は慈しみと憐れみを注いで彼らを支援 し続けたのでした。 今は、旧約時代の聖徒たちの戦いに加えて、キリストの福音をあまねく全世界に 宣べ伝えるという戦いがあります。救いの証しをすることであり、教会を開拓す ることであり、海外に宣教し、遂に「すべての人々が救われて真理を知るように なること」です。私たちはそのことのためにキリストに召されたのです。 祝福を祈ります。