今日の聖句9月29日(土) 空のこうのとりも、自分の季節を知っており、山鳩、つばめ、つるも、自分の帰 る時を守るのに、わたしの民は主の定めを知らない。 エレミヤ8:7 なぜ、わたしを『主よ、主よ。』と呼びながら、わたしの言うことを行なわないの ですか。 ルカ6:46 **************************** 今週のテーマ:勧告 きょうの聖書:ヤコブ4:1-10 きょうの聖書:ヤコブの手紙6章7節8節 神は、さらに豊かな恵みを与えてくださいます。ですから、こう言われていま す。「神は、高ぶる者を退け、へりくだる者に恵みをお授けになる。」ですから 神に従いなさい。そして、悪魔に立ち向かいなさい。そうすれば、悪魔はあなた がたから逃げ去ります。神に近づきなさい。そうすれば、神はあなたがたに近づ いてくださいます。 「謙遜と従順」 私たちが神様に祈り求めるべき最大のテーマは「謙遜と従順」です。もしある人 が神様に対して傲慢で不従順ならば、その人はクリスチャンと呼ばれないでしょ う。謙遜と従順はクリスチャンにとって最も大切なものです。謙遜と従順は御子 イエス・キリストが十字架にかかることによって御父に示した態度です。 成熟した人間になり、成長したクリスチャンになりたいと願うのが私たちの心で す。五円玉に刻まれた稲の図柄がありますが「実るほど頭を垂れる稲穂かな」と いう句は日本人の心に染み渡っています。しかし、現実にはなかなか人に対して も、場合によっては神様に対してさえも頭が下がらないのです。 人間関係の中でつまずきになるのは、人間の正しさです。自分は正しいと思って いる人は周囲に対してとても厳しい態度をとります。容赦せずに自分の正しさを 周囲に押しつけます。神の義は、永遠の赦しです。赦すということ以上に正しい ことはなく、他人を赦すことによって、私たちはキリストに近づけるのです。 それでヤコブは教会に対して、高ぶりを捨て、神に従いなさいと訴えています。 私たちの謙遜と従順への道は遠いのですが、イエス様が私たち全人類に代わって 十字架で完璧に謙遜と従順を果たしてくださいました。ここにイエス・キリスト の身代わりの死の大きな意味があります。私たちはキリストを信じて神様の前に 義と認められるのです。 祝福を祈ります。