今日の聖句9月27日(木) 私たちを生かしてください。私たちは御名を呼び求めます。 詩篇80:18 するとイエスは、彼に言われた。「さあ、行きなさい。あなたの信仰があなたを 救ったのです。」すると、すぐさま彼は見えるようになり、イエスの行かれる所 について行った。 マルコ10:52 ************************************* 今週のテーマ:勧告 きょうの聖書:ローマ13:1-7 ローマ人への手紙13章7節 あなたがたは、だれにでも義務を果たしなさい。みつぎを納めなければならない 人にはみつぎを納め、税を納めなければならない人には税を納め、恐れなければ ならない人を恐れ、敬わなければならない人を敬いなさい。 「責任を負いあう関係」 「人はみな、上に立つ権威に従うべきです。神によらない権威はなく、存在して いる権威はすべて、神によって立てられたものです」(1)と語り、クリスチャ ンに社会人としての自覚が促されています。神様以外のものは礼拝してはいけな いという教えは、社会の秩序と権威を否定して良いと言うことではないのです。 「私たちを責め立てている債務証書を無効にされたからです。神はこの証書を取 りのけ、十字架に釘づけにされました」(コロサイ2:14)という教えは、神 様を否定し、神様を無視していたという罪が赦されたということで、私たちの義 務や責任が消滅したということではないのです。 私たちには義務を果たすべき相手があります。夫は妻に、妻は夫に、親は子に、 子は親に対してそれぞれ責任があります。行政は市民に対して、市民は行政に対 して、製造業者は消費者に対して、消費者は製造業者に対して、それぞれ義務を 負いあっています。責任を負いあう関係で生きているのです。 相手を恐れ敬うとは、義務を果たすべき相手の存在を高く評価することであり、 相手から受けるものに対して十分に報いていくという意味があります。私たちは 自分で一人で生まれ、一人で育ち、一人で生きているわけではありません。すべ ての人に対して果たすべき責任があるのです。 祝福を祈ります。