今日の聖句9月20日(木) 麗しさの窮み、シオンから、神は光を放たれた。 われらの神は来て、黙ってはおられない。 詩篇50:2-3 そのころ、イエスはガリラヤのナザレから来られ、ヨルダン川で、ヨハネからバ プテスマをお受けになった。そして、水の中から上がられると、すぐそのとき、 天が裂けて御霊が鳩のように自分の上に下られるのを、ご覧になった。そして天 から声がした。「あなたは、わたしの愛する子、わたしはあなたを喜ぶ。」 マルコ1:9-11 ********************************* 今週のテーマ:家族 きょうの聖書:ヨハネ4:46-54 ヨハネの福音書49節50節51節 その王室の役人はイエスに言った。「主よ。どうか私の子どもが死なないうちに 下って来てください。」イエスは彼に言われた。「帰って行きなさい。あなたの 息子は直っています。」その人はイエスが言われたことばを信じて、帰途につい た。彼が下って行く途中、そのしもべたちが彼に出会って、彼の息子が直ったこ とを告げた。 「ことばを信じて」 王室の役人の子が重体に陥り、イエス様に救いを求めたときのことです。親子が 住む場所はガリラヤ湖畔のカペナウムという町、イエス様の滞在地はカナで、水 をぶどう酒に変えたところです。この二つの町は東西に 30qほどの位置関係に あります。 役人は真剣にイエス様に息子の癒しのために自宅に来てくださいと頼みましたが イエス様はあっさりと「あなたがたは、しるしと不思議を見ないかぎり、決して 信じない。」と冷たく邪険な言葉で答えました。「あなたがた」とはガリラヤで イエス様を歓迎したユダヤ人達を含めて奇跡を優先する人たちで、そういうズレ た信仰を批判しているのです。 しかし、役人はイエス様の厳しい言葉にもめげずに、なお熱心に「私の子どもが 死なないうちに下って来てください。」50節と頼み続けます。すると、イエス様 から「帰って行きなさい。あなたの息子は直っています。」という約束のみこと ばを頂きました。 役人はそのみことばを信じて帰途につき、途上でイエス様が「あなたの息子は直 っています。」と言われた時刻と同時刻に息子が癒されていたことを知らされま す、51節。しるしも奇跡も見ないで「帰って行きなさい」というみことばを信 じて「帰途についた」見事な信仰として記録に残されているわけです。この人は 我が子を信じ、かつ、キリストを信じたと言えないでしょうか。 祝福を祈ります。