今日の聖句9月11日(火) ことばが私の舌にのぼる前に、なんと主よ、あなたはそれをことごとく知ってお られます。 詩篇139:4 同じように、良い行いは、だれの目にも明らかですが、そうでない場合でも、い つまでも隠れたままでいることはありません。 1テモテ5:25 ************************************** 今週のテーマ:老いの栄え きょうの聖書:1テモテ5:1-2 テモテへの手紙第一5章1節2節 年寄りをしかってはいけません。むしろ、父親に対するように勧めなさい。若い 人たちには兄弟に対するように、年とった婦人たちには母親に対するように、若 い女たちには真に混じりけのない心で姉妹に対するように勧めなさい。 「家族として」 1節のみことばは、リビングバイブルでは「年上の人に、きついことば使いをし てはいけません。むしろ、父親に対するように、尊敬の念を込めて話しかけなさ い」と訳されています。話している相手を尊敬するということはどんな場面でも とても大事なことです。誰もダテに年をとってはいないのです。 指導している若い人よりも、指導されている年長者の方がはるかに人生の辛酸を 経験しているからです。シワの本数が多い分だけ愛と恵みの味が分かるのです。 乳児や幼児が音や味に敏感なのと同じです。こころに湧く感情は性別も年齢も変 わりがありません。 私たちのような者が、イエス様を「アバ、父」と呼び、イエス様の子としての扱 いを受けていることを思えば、教会員同士が神の家族として、優しく接しつつ、 いたわり合っていくことは、当たり前のことのように思われます。私たちはお互 いに神の家族なのです。 私の父庫三が41歳の時、祖父太一郎が73歳で死にました。脳軟化症でした。葬 儀が終えて10日ほど経ったとき、弔問に来た人に、「寝たきりでもいい、会話が できなくてもいい、座敷で布団の中にいるだけでいいから、もう少し生きていて もらいたかった」と語った言葉が忘れられません。親を大事にしないと後悔だけ しか残りません。 祝福を祈ります。