今日の聖句9月8日(土) 私にとっては、神の近くにいることが、しあわせなのです。私は、神なる主を私 の避け所とし、あなたのすべてのみわざを語り告げましょう。 詩篇73:28 執事の務めをりっぱに果たした人は、良い地歩を占め、また、キリスト・イエス を信じる信仰について強い確信を持つことができるからです。 1テモテ3:13 ************************************** 今週のテーマ:万軍の主 きょうの聖書:アモス4:4-13 イスラエルよ、わたしはあなたにこうしよう。わたしはあなたにこのことをする から、イスラエル、あなたはあなたの神に会う備えをせよ。見よ。山々を造り、 風を造り出し、人にその思いが何であるかを告げ、暁と暗やみを造り、地の高い 所を歩まれる方、その名は万軍の神、主。 「姿勢、態度」 預言者アモスはユダのベツレヘムの南15qほどのところにあるテコアという村 で羊飼いをする農民でしたが、神様から北イスラエル滅亡の幻を見せられ、ヤロ ブアム2世王と北イスラエル国民に対して、偶像礼拝の罪と贅沢の罪と弱者から の搾取の罪をきびしく指摘しました。 ヤロブアム2世王は勝ち戦(イクサ)等によって北イスラエル国に繁栄をもたらし たのにもかかわらず、この国が南ユダ王国に飲み込まれてしまうのではないかと いう不安に駆られ、国民に対してエルサレムでの礼拝を禁じ、ベテルとギルアデ に金で作った牛の偶像を設置し、これを礼拝させていたのです。 北イスラエル王国の富裕な女たちは夫たちに弱者からの搾取をせがみ、国として は卑劣な奴隷制度を採用していたのです。このような同胞に対してアモスは、神 様の裁きの前に悔い改めて神に会う備えをせよ、と警鐘を鳴らしたのです。この 国の人たちは裁きを執行する神様と対面しなければならなかったのです。 アモス書は私たち現代のクリスチャンに対しても、あるべき信仰の姿勢、とるべ き信仰の態度を教えています。創造者である御父の前に謙遜な礼拝を捧げる者で あり、愛と真実、恵みと憐れみを惜しみなく注いでくださる神様の心を受け継い で、神様と隣人に仕えていくことです。 祝福を祈ります。