今日の聖句7月19日(木) 神は地の隅々まで見渡し、天の下をことごとく見られるからだ。 ヨブ28:24 神は私たちの心よりも大きく、そして何もかもご存じだからです。 1ヨハネ3:20 ***************************** 今週のテーマ:キリスト者の苦しみ きょうの聖書:詩篇22:1-5 詩篇22篇1節 わが神、わが神。どうして、私をお見捨てになったのですか。遠く離れて私をお 救いにならないのですか。私のうめきのことばにも。 「ダビデとメシヤ」 この聖句はイエス様が十字架上で叫ばれました。「エリ、エリ、レマ、サバクタ ニ」ということばです。ダビデは妻の父親である国王サウルからサウルが死ぬま で命を狙われ続けました。避難先のツケラゲを略奪隊に襲われた後自分部下から 石で撃ち殺されそうになっています。息子アブシャロムに謀反を起こされ、エル サレムの城を奪取されてしまいます。 しかし、ダビデは神様がアブラハムもイサクもヤコブも彼らの祈りによって救っ ことを知っています。出エジプトの苦しい旅も神様の守りによって成し遂げられ たことを覚えていました。先祖を救った神様は必ず自分も救ってくれると確信し て祈っています。 一方、この厳しい試練の中でも、ダビデは聖霊の感動を受けて、メシヤの心をこ の詩篇で詠っています。単なるダビデ個人の詩篇ではないのです。ダビデは聖霊 に示されるままにメシヤがどのようなお方であるかを述べているのです。イエス 様はこの22篇を繰り返し引用してご自分の気持ちを披瀝しました。 クリスチャンが苦しみを受け、祈っても解決しないとき「神様が自分に何かを教 えようとしている」という受け止め方があります。ダビデはそのような受け止め 方をしているのです。神様は自分に何を教えようとしているのかを神様ご自身に 問うのです。神様ははっきりと目的をもって私たちを導き、成熟へ向かわせてく ださるのです。 祝福を祈ります。