今日の聖句7月17日(火) 不幸な人は、あなたに身をゆだねます。あなたはみなしごを助ける方でした。 詩篇10:14 イエスは、舟から上がられると、多くの群衆をご覧になった。そして彼らが羊飼 いのいない羊のようであるのを深くあわれみ、いろいろと教え始められた。 マルコ6:34 ***************************** 今週のテーマ:キリスト者の苦しみ きょうの聖書:ヘブル12:4-13 ヘブル人への手紙12章6節7節 主はその愛する者を懲らしめ、受け入れるすべての子に、むちを加えられるから である。訓練と思って耐え忍びなさい。神はあなたがたを子として扱っておられ るのです。父が懲らしめることをしない子がいるでしょうか。 「懲らしめと訓練」 このヘブル人への手紙が書かれた頃、クリスチャンになったために「迫害」とい う苦しみを被った人がいたのです。著者はそういう人たちを読者としてこの書を 書いています。処刑されていない人たちに、最後まで希望を失わず、信仰に踏み とどまるようにと激励しています。 先月は淀橋教会で弾圧記念聖会があり、横山聖司師が説教をし、谷中さかえ師の 妹である島千代子姉が証しの御用に当たっています。今の日本では政府による教 会弾圧や迫害はありませんが、世界の至る所でクリスチャンが弾圧され、迫害を 受け続けているのです。 その苦難を御父の懲らしめと表現しています。新共同訳では鍛えると訳していま す。懲らしめとはいつでも辛いことですが、良い親は子どもをしっかり懲らしめ るものです。それによって善良な社会人に成長できるのです。クリスチャンは御 父から様々な試練を受けて、キリストに倣う信仰へと導かれるのです。 意味なく苦しみを受け続けることには耐えられません。しかし、目的があり、苦 難のさきに勝利の栄光が備えられていることを知るとき、人間はあえて苦しみを 前向きに受け取ることができるのです。東北で苦闘している人たちに御父からの 激励が届くように祈りましょう。 祝福を祈ります。