今日の聖句7月6日(金) あなたの贖い主は、イスラエルの聖なる方で、全地の神と呼ばれている。 イザヤ54:5 聖霊によるのでなければ、だれも「イエスは主です。」と言うことはできません。 1コリント13:3 ***************************** 今週のテーマ:信仰の助け合い きょうの聖書:使徒6:1-7 使徒の働き6章1節 そのころ、弟子たちがふえるにつれて、ギリシヤ語を使うユダヤ人たちが、ヘブ ル語を使うユダヤ人たちに対して苦情を申し立てた。彼らのうちのやもめたちが、 毎日の配給でなおざりにされていたからである。 「関係の修復」 キリスト教会が誕生して間もなく、エルサレム教会でギリシヤ語を使うユダヤ人、 特にやもめたちに対して食料の配給がなおざりにされているという問題が起こり、 苦情になりました。ギリシヤ語を使うユダヤ人とヘブル語を使うユダヤ人の対立 に発展してしまったのです。 これに対して使徒たちは、御霊と知恵とに満ちた、評判の良い人たち七人を選ん で、食糧配給係に任命しました。これによって問題は解消され、使徒たち指導者 は神のみことばと祈りの奉仕に専念できました。エルサレム教会では、すべての 信者が差別になく食料を受け取れるようになったのです。 七人の執事は平等に食料を配給することによって、ギリシヤ語を使うユダヤ人た ちとヘブル語を使うユダヤ人たちの間にあった緊張を緩和し、亀裂を修復し、良 好な関係を結び直すことができました。ここにクリスチャンの奉仕のモデルがあ ります。奉仕の中心点は関係の修復だったのです。 対立関係が生じたとき、仲裁者の存在ほど有難い助けはありません。キリストの 十字架は私たち罪人と御父を和解させるためでした。私たちの教会での奉仕は、 すべて「良好な関係を結ぶ」という目的を持っています。会堂掃除、礼拝受付、 賛美リード等々どの奉仕も神様と人々との仲裁の働きであり、良好な関係を生み 出すためのものです。 祝福を祈ります。