今日の聖句7月5日(木) その上に、主の霊がとどまる。それは知恵と悟りの霊、はかりごとと能力の霊、 主を知る知識と主を恐れる霊である。 イザヤ11:2 神は、キリストにあって、この世をご自分と和解させ、違反行為の責めを人々に 負わせないで、和解のことばを私たちにゆだねられたのです。 2コリント5:19 ***************************** 今週のテーマ:信仰の助け合い きょうの聖書:ルツ2:4-12 ルツ記2章11節12節 ボアズは答えて言った。「あなたの夫がなくなってから、あなたがしゅうとめに したこと、それにあなたの父母や生まれた国を離れて、これまで知らなかった民 のところに来たことについて、私はすっかり話を聞いています。主があなたのし たことに報いてくださるように。また、あなたがその翼の下に避け所を求めて来 たイスラエルの神、主から、豊かな報いがあるように。」 「助け合いの輪」 ルツは異邦の女でしたが、姑であるナオミと、姑の信じているイスラエルの神を 慕って、飢饉で避難していたモアブの地から姑とともにイスラエルへ帰ってきま した。食料を得るために落ち穂を拾った場所はナオミの夫エリメレクの親類であ るボアズの大麦畑でした。 ボアズはナオミとルツの事情を知っていたのでルツに自由に落ち穂を拾わせまし た。しかし、ルツにはボアズの親切な助けの理由が分からなかったので、その理 由を尋ねたのです。その質問への答えが11節12節です。ボアズは神様の恵み の代行者としてルツを祝福したのです。 人を愛し、神を慕う人には神の恵みと祝福がついてくるということの良い実例が ここにあります。また、ナオミを助けたルツにボアズからの助けがあり、助け合 いの輪が生まれているとも言えます。このように愛と助け合いの流れが生まれ、 私たちはその流れの中で互いに幸いを得ていきます。 私たちクリスチャンにとっての愛と助けの最初の動力はイエス・キリストの十字 架と復活です。ルツがイスラエルの神をしたって来たように、私たちもキリスト を慕い、キリストから、ほとばしり、流れ出る愛の力を受けて隣人を助ける信仰 の助け合いの道に進みたいと思います。 祝福を祈ります。