今日の聖句7月3日(火) 多くの者は言っています。「だれかわれわれに良い目を見せてくれないものか。」 主よ。どうか、あなたの御顔の光を、私たちの上に照らしてください。 詩篇4:6 イエスはまた彼らに語って言われた。「わたしは、世の光です。わたしに従う者は、 決してやみの中を歩むことがなく、いのちの光を持つのです。」 ヨハネ8:12 *************************************** 今週のテーマ:信仰の助け合い きょうの聖書:申命記10:12-22 申命記10章19節20節 あなたがたは在留異国人を愛しなさい。あなたがたもエジプトの国で在留異国人 であったからである。あなたの神、主を恐れ、主に仕え、主にすがり、御名によ って誓わなければならない。 「在留異国人を愛しなさい」 昨日、若潮教会で教役者会があり、児玉先生から教会の真向かいの方が結婚以来 30年目で、夫婦で礼拝に出席するようになった、という話が紹介されました。 教会はクリスチャンのためのもの、という考えがある中で、その考えの壁を破っ て教会に入ったということは、その人たちに自分も教会に行っても良いんだ、と 思わせた若潮教会の努力があったのだろうと思います。 また、好枝から、奥多摩町の「福音の家」というバイブルキャンプ場の主日礼拝 に奥多摩町の市民が多数出席するようになったという話が紹介されました。ここ は奥多摩福音教会という名前の教会ですが、そこの牧師はドイツ人で、福島の原 発事故直後に本国から帰国命令を受けていたそうですが、自分には日本でしなけ ればならない仕事がある、として帰国せず、佐藤彰牧師と福島第一バプテスト教 会の方々約80人を引き受けて、1年間、教会とキャンプ場を避難場所として提 供したのだそうです。 その話が地元の人たちに伝わり、農産物などの食料品が差し入れられるようにな り、被災者との交わりが生まれて福音が証しされ、ついにその人たちの中から主 日礼拝に出席する人が多数出るようになったということでした。 イスラエルに対しても、神様はイスラエルだけを愛しているのではなく、全世界 のすべての人に愛と恵みを注ごうとしている神様の心をうけとめて「在留異国人 を愛しなさい」と語られ、神様は、私たちにも教会の枠に縛られずに、外部の人 たちに心と教会を開放していくことを望んでいるのだと教えられました。 祝福を祈ります。