今日の聖句6月25日(月) 神はモーセに仰せられた。「わたしは、『わたしはある』という者である。 出エジプト3:14 また言われた。「事は成就した。わたしはアルファであり、オメガである。最初で あり、最後である。わたしは、渇く者には、いのちの水の泉から、価なしに飲ま せる。 黙示録21:6 ************************************** 今週のテーマ:信仰 きょうの聖書:ヘブル11:1-7 ヘブル人への手紙11章7節 信仰によって、ノアは、まだ見ていない事がらについて神から警告を受けたとき、 恐れかしこんで、その家族の救いのために箱舟を造り、その箱舟によって、世の 罪を定め、信仰による義を相続する者となりました。 「信仰によって」 ヘブル書11章は信仰の章と言われています。歴代の偉人たちは信仰によって人 生を全うしていったことが記録されています。旧約聖書ではただ一カ所ハバクク 書2章4節に「正しい人はその信仰によって生きる」というみことばがあるのみ ですが、新約聖書では使徒の働きからからヘブル書迄で50回「信仰によって」 ということばが使われています。 ローマ書では、人は、信仰によって救われる、ということが教えられています。 ここで言う、信仰によってとは、神様の愛と力に頼らないで救いを求めることで す。ヘブル書では旧約聖書中の登場人物が、信仰によって生きた、ということが 述べられています。神様の愛と力に頼って生きたということで賞賛されたのだと いうのです。 私たちが天地創造を神様のみわざとして受け入れるのは、信仰によることです。 イエス・キリストの十字架の贖いを受け入れるのも信仰によることです。私たち が自分の罪を罪として認めるのも信仰によることです。私たちが人を愛すのも信 仰によることであり、神様の愛と力に頼って救われ、そして生きられるのです。 私たちが神様を信じる、信仰の根拠は、世界と宇宙が現実に存在するということ です。私たちが礼拝を献げる御方は天と地の創造者である御父です。そして聖書 によってこの御方がどのような御方であるかを知るのです。架空の存在を神様と して、仮定するということではないのです。 祝福を祈ります。