今日の聖句6月24日(日) 今でも天には、私の証人がおられます。 私を保証してくださる方は高い所におられます。 ヨブ16:19 神は唯一です。また、神と人との間の仲介者も唯一であって、それは人としての キリスト・イエスです。 1テモテ2:5 ***************************** 今週のテーマ:信仰 きょうの聖書:ルカ7:1-10 ルカの福音書7章6節7節 百人隊長は友人たちを使いに出して、イエスに伝えた。「主よ。わざわざおいで くださいませんように。あなたを私の屋根の下にお入れする資格は、私にはあり ません。ですから、私のほうから伺うことさえ失礼と存じました。ただ、おこと ばをいただかせてください。そうすれば、私のしもべは必ずいやされます。 「信仰」 7章の冒頭にある、この百人隊長のしもべが癒される記事の前に、6章でイエス 様は「あなたがたの天の父があわれみ深いように、あなたがたも、あわれみ深く しなさい」に代表されるイエス様の言葉を忠実に実行することの大切さを語り、 聞かせました。そしてここに、軍人として上官の命令に従い、部下にも命令を守 らせている百人隊長が登場するのです。命令は言葉で発せられます。 創世記の1章には天地創造は神様のみことばで実現したことが書かれています。 ヨハネ伝の冒頭には「初めに、ことばがあった。ことばは神とともにあった」と しています。神様はすべてみことばで働かれる御方です。ですから、百人隊長の 「ただ、おことばをいただかせてください」という願いはまさに的を射ているの です。 私たちに与えられる信仰の確信と、救いや癒しもすべて、イエス様のみことばに よってあたえられるものです。ですから私たちもみことばを求めて祈るのです。 イエス様は私たちに聖書のみことばを示して、祈りに答えてくださるのです。そ のみことばをイエス様からの答えとして受けとるのが私たちの信仰です。 百人隊長の「ただ、おことばをいただかせてください」という願いがイエス様に 祝福され、使いに出されたユダヤ人たちが百人隊長のもとへ帰ると隊長のしもべ は癒されて健康を回復していたのです。「信仰は望んでいる事がらを保証し、目 に見えないものを確信させるものです」というヘブル11:1にあるこの信仰の定義 は私たちの心を正しい信仰の道に戻してくれるのです。 祝福を祈ります。