今日の聖句6月23日(土) 私の心を悪いことに向けさせず、不法を行なう者どもとともに、 悪い行ないに携わらないようにしてください。詩篇141:4 私たちを試みに会わせないで、悪からお救いください。 マタイ6:13 ***************************** 今週のテーマ:礼拝 きょうの聖書:黙示録4:1-11 ヨハネの黙示録4章10節11節 二十四人の長老は御座に着いている方の御前にひれ伏して、永遠に生きておられ る方を拝み、自分の冠を御座の前に投げ出して言った。「主よ。われらの神よ。 あなたは、栄光と誉れと力とを受けるにふさわしい方です。あなたは万物を創造 し、あなたのみこころゆえに、万物は存在し、また創造されたのですから。」 「神様を仰ぎ見る」 イエス様が使徒ヨハネに天上の礼拝の模様を黙示として見せました。24人の長 老は全時代、全世界のすべてのクリスチャンを象徴しています。礼拝者は創造者 である神様を御霊様に導かれて礼拝しています。永遠に生きておられる方は御子 キリストです。御復活によって神様はご自身が永遠で不滅であることを証明され たのです。 7節に「第一の生き物は、ししのようであり、第二の生き物は雄牛のようであり、 第三の生き物は人間のような顔を持ち、第四の生き物は空飛ぶわしのようであっ た」とありますが、これは礼拝される神様の属性を描写するものです。「しし」 (ライオン)は威厳と力、「雄牛」は忠実、「人間」は知性、「鷲」は主権をそれ ぞれ現しています。 このような輝かしいお姿をしている創造者である神様が、礼拝されている場面を、 ヨハネは見たわけです。その様子を私たちに書き残し、礼拝の意義を伝えたので す。この御方を信仰を持って礼拝することが、造られた立場である、私たち人間 の神様への最大で最重要の奉仕であると教えられます。 礼拝は、私たちの考えを自分の問題から切り離し、神様に集中させます。礼拝は 私たちを個人的な思索や黙想から、神様との交わりへと導きます。礼拝は私たち の視点を地上のものから天上のものへと引き上げるのです。神様を仰ぎ見る礼拝 によって私たちは神の子として成長していくのです。 祝福を祈ります。