今日の聖句6月15日(金)

彼はいたんだ葦を折ることもなく、くすぶる燈心を消すこともなく、まことを
もって公義をもたらす。
イザヤ42:3

医者を必要とするのは丈夫な者ではなく、病人です。
マルコ2:17

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今週のテーマ:祈り
きょうの聖書:ピリピ1:3-11

ピリピ人への手紙1章9節10節11節

私は祈っています。あなたがたの愛が真の知識とあらゆる識別力によって、いよ
いよ豊かになり、あなたがたが、真にすぐれたものを見分けることができるよう
になりますように。またあなたがたが、キリストの日には純真で非難されるとこ
ろがなく、イエス・キリストによって与えられる義の実に満たされている者とな
り、神の御栄えと誉れが現わされますように。

「義の実」

パウロのピリピ教会の人たちのための祈りのです。一般に誰かが誰かに影響を及
ぼす最善の方法は、その相手のために祝福を祈ることだといわれています。そし
て、パウロの祈りはピリピ教会が愛において一つになることでした。私たちは、
キリストの愛によって成長し、合わせて感情と知性もともに成長していく必要が
あります。

「キリストの日」とはキリストの再臨の日ということで、神様がキリストによっ
てこの世を裁かれる日のことです。罪を犯続けて、のほほんと暮らし続けていて
良いわけではないのです。警察や法律の網の目をすり抜けて旨くやっているよう
に見えても、神様のさばきからは誰ものがれることはできないのです。

純真で非難されるところのない者として、キリストの再臨に備えていることが肝
心です。終末とは遠い先のこと、キリストの再臨は自分の死後だなどと考えてい
ると、いつ神様の重い警告を受けないとも限りません。

むしろ、「義の実に満たされている者となり、神の御栄えと誉れを現わす」信仰
生活に積極的に取り組んでいく姿勢が必要です。それは、キリストとの正しい関
係と結びつきから養われる、全人格的な成熟のことです。これは祈りによる以外
にはありません。成長したクリスチャンとしてキリストの再臨を迎えましょう。

祝福を祈ります。