今日の聖句5月25日(金) あなたの神、主が、あなたとあなたの家とに与えられたすべての恵みを、あなた は、レビ人およびあなたがたのうちの在留異国人とともに喜びなさい。 申命記26:11 いつでも、すべてのことについて、私たちの主イエス・キリストの名によって父 なる神に感謝しなさい。 エペソ5:20 ***************************** 今週のテーマ:受け入れるイエス きょうの聖書:マルコ8:1-10 マルコの福音書8章2節3節 「かわいそうに、この群衆はもう三日間もわたしといっしょにいて、食べる物を 持っていないのです。空腹のまま家に帰らせたら、途中で動けなくなるでしょう。 それに遠くから来ている人もいます。」 「かわいそうに」 きょうの聖書:は七つのパンで4000人以上の群衆が満腹するまで食べられた という話しです。「赤信号、みんなで渡れば怖くない」というように、群衆とい うものは甚だ身勝手であり、数に物を言わせて道理を曲げるようなこともします。 騒動を起こすのも群衆です。 広辞苑で見ると「浮動的で無統制な集まりのこと」と出ています。善人ばかりで はないようです。そういう群衆に対してイエス様は神の愛を示しているのです。 豊かな愛をもってすべての人を受け入れるイエス様はこの群衆に対して「かわい そうに」とあわれみの心を持って養いを与えられたのです。 パンが与えられるということは出エジプトの時に天からマナが降ってきたことを 思い出させる出来事です。イエス様はパンを供給することで出エジプトの大事業 を達成した神様が自分をこの社会に救い主として派遣してくださったのだという ことも教えようとしています。 私たちも群衆のような存在でしたが、イエス様は私たちを退けず、群衆を受け入 れ、パンを与えて養われたように、今日まで支え続けてくださっているのです。 その動機は「かわいそうに」という憐れみ深い神様の愛にあります。この愛を私 たちの心にしっかり受け止めることが大事なのです。 祝福を祈ります。