今日の聖句5月21日(月) いつくしみ深い主よ。このことの贖いをしてください。 彼らは、心を定めて神、彼らの父祖の神、主を求めたのです 2歴代誌30:18-19 神に近づきなさい。そうすれば、神はあなたがたに近づいてくださいます。 ヤコブ4:8 ***************************** 今週のテーマ:受け入れるイエス きょうの聖書:マタイ8:5-13 マタイの福音書8章5節6節7節 イエスがカペナウムにはいられると、ひとりの百人隊長がみもとに来て、懇願し て、言った。「主よ。私のしもべが中風やみで、家に寝ていて、ひどく苦しんで おります。」イエスは彼に言われた。「行って、直してあげよう。」 「百人隊長」 昨日はユダヤ人を助けたサマリヤ人の話しでしたが、今日はローマ軍の将校です。 ユダヤ人は異邦人は神様の救いを受けることはできない咎が得ていますが、イエ ス様は、異邦人であり、ローマ軍の将校の願いを受け入れているのです。ユダヤ 人がユダヤ教の律法で受け入れない異邦人をイエス様は救ってくださるというこ とです。 異邦人という言葉は当時のユダヤでは取税人とか売国奴と同様に罪人の代名詞の ように使われていたのです。イエス様はユダヤ人を救いたいという目的を持って いるのですが、ユダヤ人だけでなく、サマリヤ人もギリシヤ人もローマの兵隊に も豊かな愛のまなざしを向けておられるのです。 言って直してあげようと言われたイエス様に、このローマ軍の将校は、それを遠 慮して、「ただ、おことばをいただかせてください。」といいます。イエス様の おことばだけで癒されるという信仰を表明しているわけです。イエス様はそれを 高く評価して、「さあ行きなさい。あなたの信じたとおりになるように。」する と、ちょうどその時、そのしもべはいやされた。(13節)ということです。 イエス様は国籍も言語も風習も文化の違いも一切の社会的相違を超越してすべて の人を受け入れ、愛をもって救い、豊かに恵みと祝福を注いでくださる御方なの です。聖書を読んだことが無くても、祈ったことが無くても、罪を犯している真 最中でも、イエス様に心を向ける人にイエス様は救いをくださるのです。 祝福を祈ります。