今日の聖句4月5日(木) あなたは大いなるあわれみをかけて、彼らを滅ぼし尽くさず、彼らを捨てられま せんでした。 ネヘミヤ9:31 私は主から受けたことを、あなたがたに伝えたのです。すなわち、主イエスは、 渡される夜、パンを取り、感謝をささげて後、それを裂き、こう言われました。 「これはあなたがたのための、わたしのからだです。わたしを覚えて、これを行 ないなさい。」夕食の後、杯をも同じようにして言われました。「この杯は、わた しの血による新しい契約です。これを飲むたびに、わたしを覚えて、これを行な いなさい。」 **************************** 今週のテーマ:イエスの苦しみ きょうの聖書:マタイ27:15-31 マタイの福音書27章28節29節30節 イエスの着物を脱がせて、緋色の上着を着せた。それから、いばらで冠を編み、 頭にかぶらせ、右手に葦を持たせた。そして、彼らはイエスの前にひざまずいて からかって言った。「ユダヤ人の王さま。ばんざい。」また彼らはイエスにつばき をかけ、葦を取り上げてイエスの頭をたたいた。 「恥」 イエス様は今、過ぎ越の食事を共にする最後の晩餐、弟子たちへの洗足、ゲッセ マネの園で祈り、オリーブ山で逮捕を経て、ローマから派遣されているユダヤ総 督ピラトの法廷で裁判を受けているところです。 ピラトはイエス様が無罪であると判断し、凶悪犯バラバと引き替えに、なんとか イエス様を釈放しようとしますが、ユダヤ教指導者たちは強引に死刑の判決をも ぎ取ります。総督ピラト以外には死刑の判決を下す権限を持っている人物はいな いからです。 そして、イエス様はローマ兵たちからからかわれ、いばらの冠、葦の杖、つばき をはきかけ、頭をたたきの侮辱を受けたのです。笑いものにされ、汚れた罪人と して十字架を背負わされ、刑場へと連行されていきます。 「恥」です。私たち日本人は恥をかくことが大嫌いです。捕虜になって恥をかく よりは、切腹して名誉を保つという選択は当然と思う国民です。イエス様がこの ようにからかわれ、侮辱されているのは私たちの罪のためなのです。私たちの罪 がキリストに恥をかかせてしまったのです。私たちは自分の犯した罪の深さを知 らなければなりません。 祝福を祈ります。