今日の聖句4月4日(水) 主が御顔をあなたに向け、あなたに平安を与えられますように。 民数記6:26 すべての考えにまさる神の平安が、あなたがたの心と思いをキリスト・イエスに あって守ってくれます。 ピリピ4:7 *************************************** 今週のテーマ:イエスの苦しみ きょうの聖書:マタイ27:1-14 マタイの福音書27章4節5節 「私は罪を犯した。罪のない人の血を売ったりして」と言った。しかし、彼らは 「私たちの知ったことか。自分で始末することだ」と言った。それで、彼は銀貨 を神殿に投げ込んで立ち去った。そして、外に出て行って、首をつった。 「ユダの自殺」 罪に罪を重ねる、という言葉があります。悪に悪を重ねるとも言います。悔いる こともなく、謝るでもなく、継続的に神様に反抗し続ける救われない人間の姿で す。イスカリオテ・ユダも前非を悔いて神様に立ち返り、赦しを請うならば、別 な形での解決もあったでしょうが、彼はそういう道には立たず、自殺を選んでし まいました。 罪を犯した場合の最悪の形です。「死ななくても良い。」ユダがイエス様に今後を 相談したならばそうお答えになっただろうと思うのですが、ユダはイエス様に相 談しませんでした。私たちが選ぶ最悪の道は誰にも相談しないということです。 絶望し、自分一人の狭い視野の中で、生きる道を見いだせず、自分で自分の命を 絶ってしまうという、救い主が一番見たくない罪を犯した人の人生の結末です。 罪を犯して、生きる命をの道を失った人を救うために地の上に降り立ったイエス 様にとってユダの自殺という選択はは残念な事だったろうと思います。 私たちは自己中心的な勝手な考えで罪を犯し、勝手に解決を図り、創造主の意向 を伺おうとしません。このような自分の心の殻に閉じこもっている人を解放し、 再び人々との心の通い合う生活をもたらしてくださるのがイエス様の救いなので す。イエス様が与えてくださる復活は人間関係の復活であるとも言えるのです。 祝福を祈ります。