今日の聖句4月1日(日) 私が、きょう、あなたがたに命じる、あなたがたの神、主の命令に聞き従うなら、 祝福を、もし、あなたがたの神、主の命令に聞き従わず、私が、きょう、あなた がたに命じる道から離れ、あなたがたの知らなかったほかの神々に従って行くな ら、のろいを与える。 申命記11:27-28 天の御国は、良い真珠を捜している商人のようなものです。すばらしい値うちの 真珠を一つ見つけた者は、行って持ち物を全部売り払ってそれを買ってしまいます。 マタイ13:46 ****************************** 今週のテーマ:イエスの苦しみ きょうの聖書:マタイ26:36-42 マタイの福音書26章39節 イエスは少し進んで行って、ひれ伏して祈って言われた。「わが父よ。できますな らば、この杯をわたしから過ぎ去らせてください。しかし、わたしの願うように ではなく、あなたのみこころのように、なさってください。」 「ゲッセマネノ祈り」 今日から受難週です。そして今日はイエス様がロバの子に乗ってエルサレムに入 城したシュロの日曜日です。きょうの聖書はゲッセマネノ祈りと呼ばれるイエス 様が「この杯をわたしから過ぎ去らせてください」と祈られて最も大きな苦しみ を乗り越えたところです。 直接的な言い方をすれば「神様、私を十字架で殺さないでください」という祈り です。38節では「わたしは悲しみのあまり死ぬほどです。ここを離れないで、 わたしといっしょに目をさましていなさい」と祈られました。ゲッセマネでイエ ス様は苦しみと恐れに包まれていたのです。 私たちも一人で祈るのが心細くて誰かに一緒にいて祈ってもらいたいということ がありますがイエス様も同じでした。しかし、イエス様はこの祈りで神様からの 力を得て「わが父よ。どうしても飲まずには済まされぬ杯でしたら、どうぞみこ ころのとおりをなさってください」(42節)と祈り、この祈りの中で十字架刑を受 ける決断をされたのです。 十字架に直面したイエス様がこれほどの悲しみと苦しみを乗り越えて十字架の贖 いを為し遂げてくださったのです。私たち凡人はイエス様が味わった痛みと苦し みを余り理解していないのです。その痛みは死に直結する痛みだったからです。 今日からの一週間は特別にキリストの受難という言葉を心に置いて生活していき たいと思います。 祝福を祈ります。