今日の聖句3月12日(月) あなたがたの神、主は、神の神、主の主、偉大で、力あり、恐ろしい神。かたよ って愛することなく、わいろを取らず、みなしごや、やもめのためにさばきを行い 在留異国人を愛してこれに食物と着物を与えられる。 申命記10:17-18 ですから、私たちはこのような人々をもてなすべきです。そうすれば、私たちは真 理のために彼らの同労者となれるのです。 3ヨハネ1:8 *************************************** 今週のテーマ:不安と希望 きょうの聖書:2コリント4:7-15 コリント人への手紙第二4章7節8節 私たちは、四方八方から苦しめられますが、窮することはありません。途方にく れていますが、行きづまることはありません。迫害されていますが、見捨てられ ることはありません。倒されますが、滅びません。いつでもイエスの死をこの身 に帯びていますが、それは、イエスのいのちが私たちの身において明らかに示さ れるためです。 「苦難と復活」 私たちは、自分が進退窮まってしまった、と思うかも知れませんが、決して希望 の限界に達しているわけではありません。私たちの身体は苦しみにさらされます が、神様は決して私たちを見捨てることはありません。イエス様の十字架と復活 によって与えられた永遠のいのちが神様と私たちを繋ぎ続けるからです。 私たちの無知や無力、弱さ、罪や汚れ、不名誉や不祥事あるいは被った試練もキ リストが私たちを通してご自分の力や実在を証明するチャンスとなるのです。絶 望の淵に沈んだ人が絶望のどん底でキリストに出会い、キリストの復活の力を得 て再起していく姿は今までに何度見せられてきたことでしょう。 成功した手柄話よりも失敗談や苦労話の方が人々に感動を与えキリストの恵みを 証しているのです。手柄話等はむしろ福音宣教の大きな妨げでさえあるのです。 きょうの聖書を見るとパウロは教会形成に成功していたわけではないことがよく 分かります。資料を見るとコリント教会は大分裂の危機に直面しているのです。 そのパウロから「苦しめられますが、窮することはありません」という言葉が届 いてくるのです。イエス様は殺されてしまったけれども復活し、永遠の栄光に輝 いているという事実ほど私たちに勇気を与えるものはないではありませんか。今 はキリスト教カレンダでレント(復活日前の40日間)と呼ばれる時期です。 祝福を祈ります。