今日の聖句3月10日(土) 私のたましいは黙って、ただ神を待ち望む。私の救いは神から来る。 詩篇62:1 祈って求めるものは何でも、すでに受けたと信じなさい。そうすれば、そのとお りになります。 マルコ11:24 ***************************** 今週のテーマ:十のいましめ きょうの聖書:マタイ5:17-20 マタイの福音書5章19節 戒めのうち最も小さいものの一つでも、これを破ったり、また破るように人に教 えたりする者は、天の御国で、最も小さい者と呼ばれます。しかし、それを守り、 また守るように教える者は、天の御国で、偉大な者と呼ばれます。 「実行」 イエス様は律法主義者から、律法を守らないような人間がメシヤであるはずがな い、と批判されていました。イエス様は律法主義は厳しく批判しましたが、律法 そのものは大切に実行し、私たちにも忠実に守るように教えています。律法主義 というものと律法を守るということは大きな違いがあります。 律法主義とは言葉を変えれば形式主義とも言えます。それは形だけというもので 「おざなり」とも言い表されています。形式的にだけ神様を礼拝してもその礼拝 は神様には届きません。心の伴わない礼拝が無意味ならば礼拝そのものが無意味 かというと、そうではないということです。 神殿で鳩を買って、祭司に渡し、祭司はそれを再び商人に売却するということを 繰り返していたユダヤ人たちの礼拝はまさに形式的であり、礼拝しているように は見えても、決して天に届く礼拝にはなっていないわけです。愛と真実のこもっ た、真の礼拝こそ捧げられなければならないとイエス様は教えているのです。 聖書のことばはよく考え、意味を理解し把握して一つ一つ着実に行っていくこと が必要であり大事です。地図を見ただけで移動しなければ何処へも行けませんし 食卓の食事も見ているだけでは何の役にも立ちません。それと同じでみことばは 実行しないと価値がないということです。 祝福を祈ります。