今日の聖句2月19日(日) 主よ。私は、あなたのおられる家と、あなたの栄光の住まう所を愛します。 詩篇26:8 息子は言った。『おとうさん。私は天に対して罪を犯し、またあなたの前に罪を 犯しました。もう私は、あなたの子と呼ばれる資格はありません。』 ルカ15:21 ***************************** 今週のテーマ:ゆるし きょうの聖書:マタイ18:21-35 マタイの福音書18章33節 私がおまえをあわれんでやったように、おまえも仲間をあわれんでやるべきでは ないか。 「共に赦しあって生きる」 借金も罪も重荷であり「意欲的に生きることを妨げる力」です。イエス様は私た ちの罪を赦して生きる意欲を与え、再起させてくださいました。「赦す」という ことが赦した人も、赦された人も共に生きていけるようにするのです。逆に赦さ ないならば、赦さない人も赦されない人も共に立ちゆくことができないのです。 先進国では、裁判によって判決が下り、罪を犯した人や債務不履行に陥った人が が社会に復帰するための規則が定まっています。昔は、徳政令などの緊急対策が ありましたが、今は既に法律が整備されて凶悪犯以外は更正施設で更正教育され て元の生活に戻れるようになっています。 先週のテレビ番組「平清盛」でも海賊である「うさぎ」という男が清盛に赦され る場面がありました。赦した清盛も赦されたうさぎも共に働き、乱れた世を正し ていく、というストーリーになっているわけです。昔は聖書の中だけで教えられ ていたことが、今は既に世間一般で常識になっているわけです。 アメリカやロシヤ、中国などが「教訓を与える」と称して敵国を軍事力で攻撃し ますが、良い結果に繋がっては行きません。赦して和解した国が共栄しているの です。キリスト教会でも赦しを実践する教会は祝福され、咎め立てする教会は祝 福を失ってしまいます。私たちに必要なのは共に赦しあって生きるということで す。 祝福を祈ります。