今日の聖句2月17日(金) 幸いなことよ。主に信頼し、高ぶる者や、偽りに陥る者たちのほうに向かなかっ た、その人は。 詩篇40:4 もし、私たちがこの世にあってキリストに単なる希望を置いているだけなら、私たち は、すべての人の中で一番哀れな者です。 1コリント15:19 ***************************** 今週のテーマ:キリスト者の自由 きょうの聖書:1コリント9:19-27 コリント人への手紙第一9章22節23節 弱い人々には、弱い者になりました。弱い人々を獲得するためです。すべての人 に、すべてのものとなりました。それは、何とかして、幾人かでも救うためです。 私はすべてのことを、福音のためにしています。それは、私も福音の恵みをとも に受ける者となるためなのです。 「パラダイムシフト」 パウロはユダヤ人に対してはユダヤ人のようになり、異邦人に対しては異邦人の ようになり、弱い人に対しては弱い者になって福音を伝え、一人でも多くの人を 救いに導こうと努力していると語っています。相手によって自分を変えることも その他のこともすべてのことを福音のためにしているというのです。 固定観念に縛られて自由を失うということは良くあることです。しかし、パウロ は固定観念から脱却し、自由自在に相手に対して直接的に福音を語り、イエス・ キリストを証しするということが出来るようになっているのです。それは、福音 を聞く人にも、条件を付けないということに繋がってていくのです。 自分も福音によって解放され、自分の周囲にいる隣人、即ち家族や友人も様々な 規定やおきて、人を規制するものから解放し、ついには罪の力からも解き放って いくことができたらそれは素晴らしいことです。 ユダヤ教の律法主義からキリストの恵みへの移行、天動説から地動説への移行等 に代表されるパラダイムシフトと呼ばれるものがります。脱皮して成長する昆虫 もありますが、パウロにはそういう自由が与えられていました。私たちにも同じ ように変わっていく自由が与えられています。概念や思考の枠組みの変化が楽し みではありませんか。真理が自由を与えるのです。 祝福を祈ります。