今日の聖句２月１６日(木)

あなたは私の助け、私を助け出す方。わが神よ。遅れないでください。
詩篇40:17

イエスは深くあわれみ、手を伸ばして、彼にさわって言われた。「わたしの心だ。き
よくなれ。」
マルコ1:41

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今週のテーマ：キリスト者の自由
きょうの聖書：１コリント9:13-18

コリント人への手紙第一９章１６節１７節

私が福音を宣べ伝えても、それは私の誇りにはなりません。そのことは、私がど
うしても、しなければならないことだからです。もし福音を宣べ伝えなかったら
私はわざわいに会います。もし私がこれを自発的にしているのなら、報いがあり
ましょう。しかし、強いられたにしても、私には務めがゆだねられているのです。

「使命の優先」

パウロは、権利を行使しないで奉仕するの心、ということについて引き続き述べ
ています。「福音を宣べ伝えなかったら、私はわざわいに会います」とも語って
います。福音宣教は神様からゆだねられた努めだとパウロは受け止めているので
す。

給与の支給を受けることによって、受給者は支給者に義務を負うことになるとい
う側面があります。そのことが宣教者の宣教活動の妨げになるということがある
かも知れません。教会は牧師をお金で雇っているという考えは持たない方が良い
ような気がします。

数週間前に、東北で支援活動をしているグループに、公の給与を支給して引き続
き支援活動をしてもらってはどうか、という提案が出され、奉仕グループの方か
ら私たちは奉仕活動として奉仕しているので、その申し出を辞退するという回答
があったという報道がありました。

この場合も、果たさなければならない使命を果たすことを優先にする、という姿
勢が示されているのだと思います。福音宣教は教会に課せられた至上命題であり
何にも優先して取り組むべき大事なことなのです。パウロの報酬は「福音の働き
によって持つ自分の権利を十分に用いないことなのです」と言っています。

祝福を祈ります。