今日の聖句2月15日(水) ノアは、正しい人であって、その時代にあっても、全き人であった。ノアは神と ともに歩んだ。 創世記6:9 信仰によって、ノアは、まだ見ていない事がらについて神から警告を受けたとき、 恐れかしこんで、その家族の救いのために箱舟を造り、その箱舟によって、世の 罪を定め、信仰による義を相続する者となりました。 ヘブル11:7 ***************************** 今週のテーマ:キリスト者の自由 きょうの聖書:1コリント9:1-12 コリント人への手紙第一9章12節 ほかの人々が、あなたがたに対する権利にあずかっているのなら、私たちはなお さらその権利を用いてよいはずではありませんか。それなのに、私たちはこの権 利を用いませんでした。かえって、すべてのことについて耐え忍んでいます。そ れは、キリストの福音に少しの妨げも与えまいとしてなのです。 「権利を用いない自由」 奴隷は無報酬で使役されます。自由人の働きには報酬が伴います。ここが自由人 と奴隷の違いです。パウロの教会に対する奉仕にも当然報酬が支払われるはずで す。しかし、パウロは「キリストの福音に少しの妨げも与えまいとして」権利を 用いなかったと言っています。 パウロはローマ1:14 で「私は〜返さなければならない負債を負っています」と 述べています。キリストと教会に対して犯した罪のことです。イエス・キリスト はパウロの犯した罪を赦して、異邦人社会に福音を伝える使徒として用いていて くださいます。 この大きな恵みを与えてくださったイエス・キリストへの奉仕として働いている ので、受ける報酬は主イエス・キリスト自信から受けたい、というのがパウロの 本心でしょうし、事実、パウロはイエス様から報酬を受けているのです。献金す る人も、イエス様からの恵みに感謝してイエス様に献金するという気持ちを持つ ことが大切だろうと思います。 一般社会では給料を貰えないと働けないのですが、福音宣教に携わる人は、教会 から報酬を受けるだけではその働きを継続していくことはできないのです。イエ ス様からの恵みと、イエス様からの報酬が無くては奉仕し続けることは出来ませ ん。パウロは報酬を要求する権利を用いない自由を持っていたのです。 祝福を祈ります。