今日の聖句2月13日(月) わたしたちも主に仕えます。この方こそ、わたしたちの神です。 ヨシュア24:18 管理者に要求されるのは忠実であることです。 1コリント4:2 *************************************** 今週のテーマ:キリスト者の自由 きょうの聖書:ガラテヤ5:13-15 ガラテヤ人への手紙や5章13節14節 兄弟たち、あなたがたは、自由を得るために召し出されたのです。ただ、この自 由を、肉に罪を犯させる機会とせずに、愛によって互いに仕えなさい。律法全体 は、「隣人を自分のように愛しなさい」という一句によって全うされるからです。 「人を愛す自由」 自由とは好き勝手に生きることではなく、愛によって互いに仕えるための自由だ と教えられています。愛したいのに愛せないという不自由を感じたことがあるで しょうか。私たちは相手からの愛を求めますが、自分から積極的に人を愛すとい うことは難しいという傾向があるようです。 今朝、NHKの視点論点で「デートDV」というテーマで発題されていました。 加害者の言い分は「自分こそ被害者だ」という主張が目につくという話でした。 相手が「悪」なので自分は相手を愛せないのは当然だ、愛されない相手の方が悪 いのだ、という考えです。 発題者は、加害者の心の中に問題がある、と結論していました。しかし、この問 題に対する処方箋が示されることはありませんでした。犯罪というものの原因は 殆ど自己中心ということなのですが、自己中心な人が自己中心から脱却すること はとても困難です。 愛の心、思いやりの心は誰かにもらわないと人の心からは生まれてこないのかも 知れません。愛は与えられて味わってみる必要があるのです。幼児期に親の愛を 十分に受けることの必要が改めて感じられます。イエス様は十字架によって永遠 の愛を私たちに注いでくださいました。この愛を受け止めた私たちが、人を愛す 自由を獲得できるのです。 祝福を祈ります。