今日の聖句1月20日(金) アブラムはロトに言った。「どうか私とあなたとの間、また私の牧者たちとあな たの牧者たちとの間に、争いがないようにしてくれ。私たちは、親類同士なのだ から。 創世記13:8 もし人の罪を赦すなら、あなたがたの天の父もあなたがたを赦してくださいます。 マタイ6:14 ***************************** 今週のテーマ:献げる きょうの聖書:ヨブ1:20-22,2:9-10 ヨブ記2章10節 彼は彼女に言った。「あなたは愚かな女が言うようなことを言っている。私たちは 幸いを神から受けるのだから、わざわいをも受けなければならないではないか」 ヨブはこのようになっても、罪を犯すようなことを口にしなかった。 「ヨブの信仰」 彼はヨブで彼女はヨブの妻です。試練によって一瞬にしてヨブは子どもたちと全 財産を失ってしまいました。ヨブは「主は与え、主は取られる」と考えて神様の 愛を否定することはありませんでした。ヨブの妻はそういう夫を見て「神をのろ って死になさい」と言いました。 その妻の言葉に対するヨブの返事がこの10節です。「私たちは幸いを神から受 けるのだから、わざわいをも受けなければならないではないか」というヨブの信 仰が表明されています。ヨブは神様を最高権威者として崇めているのです。 そもそも私たちクリスチャンの礼拝は、天地の造り主であり、永遠の救い主であ る神様への礼拝です。家族が祝福されたり、財産が増えたら礼拝するということ でも良いでしょうが、そういう幸いが消滅したら礼拝しないということでは信仰 は成立しないのです。 私たちがすべてを失っても永遠に存在する御方です。「私は在る」という御名を もって私たちに寄り添っていてくださる御方が私たちの神様なのです。神様は万 物の創造者であり、最終決定権者です。私たちは神様の権威を奪って自分のもの にすることは出来ません。 祝福を祈ります。