今日の聖句12月27日(火) その日、多くの国々が主につき、彼らはわたしの民となり、わたしはあなたのた だ中に住む。 ゼカリヤ2:11 イエスが、ヘロデ王の時代に、ユダヤのベツレヘムでお生まれになったとき、見 よ、東方の博士たちがエルサレムにやって来て、こう言った。「ユダヤ人の王とし てお生まれになった方はどこにおいでになりますか。私たちは、東のほうでその 方の星を見たので、拝みにまいりました。」 マタイ 2:1-2 ************************************** 今週のテーマ:クリスマス きょうの聖書:マタイ2:13-18 マタイの福音書2章13節 彼らが帰って行ったとき、見よ、主の使いが夢でヨセフに現れて言った。「立っ て、幼子とその母を連れ、エジプトへ逃げなさい。そして、私が知らせるまで、 そこにいなさい。ヘロデがこの幼子を捜し出して殺そうとしています。」 「死を前提に生きて」 生まれるとすぐに自分の母国の王様から命を狙われたという話は聞いたことがあ りません。結果的にはご自分が救おうとした民と、民の指導者たちによって殺さ れてしまったのです。イエス様は殺されるために生まれたとしか言いようがあり ません。 一昨日、12月25日の朝NHKの教育テレビに、淀川キリスト教病院の柏木先生が 出演して、ご自分の救いの証しと、精神科医としての経験と、二人の末期がん患 者の臨終の様子を証していました。私は最終的な結論は人間は生きる上で自分の 死を前提にしていなければいけない、と語られたと受け止めました。 人間には、一度死ぬことと死後にさばきを受けることが定まっている(ヘブル9:27) とも書かれています。柏木先生は人間の生と死は一枚の紙の両面だとも話された ように記憶しています。イエス様は十字架の死と復活によってすべての人間を苦 しめている死を滅ぼして救いをもたらしてくださいました。 一人のがん患者は恐怖におののきながら死亡し、もう一人のがん患者は見舞いに 来ていた娘さんに「じぁ、行ってくるからね」と再会を約束して神の御許に召さ れていったということです。死を前提に生き、死の先にある永遠のいのちに希望 をもてるようにされていることはまことに幸いなことです。 祝福を祈ります。