今日の聖句12月25日(日) 民は王に祝福のことばを述べ、主がそのしもべダビデと、その民イスラエルとに 下さったすべての恵みを喜び、心楽しく彼らの天幕へ帰って行った。 1列王記8:66 それを見たとき、羊飼いたちは、この幼子について告げられたことを知らせた。 ルカ2:17 ***************************** 今週のテーマ:クリスマス きょうの聖書:ルカ2:1-14 ルカの福音書2章6節7節 マリヤは月が満ちて、男子の初子を産んだ。それで、布にくるんで、飼葉おけに 寝かせた。宿屋には彼らのいる場所がなかったからである。 「居場所」 クリスマスおめでとうございます。今日は私たちの救い主イエス様がお生まれに なった聖誕日です。ところが、お生まれになったイエス様にはいる場所がなかっ たということです。理由は宿屋が満室だったのです。居場所がないということは とても大きな問題です。 会社へ行っても、学校へ行っても自分の椅子がなければ行くことが出来ません。 自宅に帰ってきても自分の席がなければ帰宅することも出来ないわけです。幸い 聖家族には家畜小屋が与えられ、新生児のイエス様は飼い葉桶に寝かされたとい う話しです。 私たちが自分の席が無くてもがむしゃらに出かけていくのは、デパートでバーゲ ンをするとか、新しいゲーム機やソフトが発売になるとか、そういう時でしょう。 人をかきわけ、我先に欲しい物を獲得しようとするときくらいです。目的意識が ハッキリしていないと能動的には動けないのです。 イエス様は人間世界に生まれても「ご自分のいる場所がない」と分かっていて、 十字架の死さえも前提にして、私たちに神様の愛を与え、罪の赦しと、魂の救い を与えるという大きな目的のために来られたのです。今日こそ私たちはイエス様 を歓迎し、イエス様に玉座を提供する者でありたいと思います。 祝福を祈ります。